就労関係

注意欠陥多動性障害(ADHD)
就労関係 · 05日 11月 2022
注意が散漫で気が散りやすい「不注意」や、じっとしていられないといった 「多動」、何か思いつくとすぐさま行動してしまう「衝動性」などが特徴です。 【不注意の例】 ◎注意・集中し続けることが難しく、ケアレスミスが多い。 ◎忘れやすく、物をよく失くす。 ◎整理整頓、課題を順序だてることが難しい。 【多動の例】 ◎極度に活動的。 ◎じっとしていることが難しく、せわしない。 ◎多弁。 【衝動性の例】 ◎思ったことをすぐに発言し、失言しやすい。 ◎要約して話をすることが難しい。 ◎順番を待てない。

学習障害(Learning Disability:LD)
就労関係 · 04日 11月 2022
一般的には、全般的な知的発達の遅れがないにも関わらず、文字や文章 を読むこと、書くこと、計算することなど特定の課題、あるいは双方に困難 を示す場合をいいます。これらは、勉強不足からくるものではなく、視空間 認知(物の見え方が」尽つ)の障害からくるのではないかといわれています。 読み書きの障害の例 ◎文字の区別ができない(とりわけ似ている文字)。 ◎文字を音声に結びつけられない。 ◎うまく文字を書くことができない。 ◎文字を書いても鏡文字になってしまう(「b」→「d」など)。 ◎句読点が打てない、助詞のつけ方がわからない。 計算の障害 ◎足し算をする際に繰り上がりがわからない。 ◎数字や図形を正しく写せない。 ◎買い物をしてもお釣りの計算ができない。

自閉症・アスペルガー症候群(その3)
就労関係 · 03日 11月 2022
自閉症は、3つの特徴(社会性の障害、コミュニケーションの障害、こだわりが強く、 興味や行動が極めて限られている障害)の組み合わせとして診断されます。 【こだわりが強く、興味や行動が極めて限られている障害の例】 ◎活動や興味の範囲が著しく制限されていることがある。 ◎立場を変えるとか、場を理解するなどがうまくできないことがある。 ◎変化を怖れるということもある。 ◎複数のことを担当すると、どれを優先するのか、わからなくなる。 ◎時間や場所などの予定が変更になると不安になる この他にも、視覚、聴覚、味覚、嘆覚、触覚の過敏・鈍麻や、不器用さなどがある場合もあります。 アスペルガー症候群は、言葉の発達の遅れがなく、知的発達の遅れがある人はほとんどいません。 なお、自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障害の間に明確な線引きをすることは困難であり、 むしろ知的障害を伴う自閉症から高機能自閉症、アスペルガー症候群まで全てがつながっているという考え方から、 これらをまとめて「自閉症スペクトラム(連続体)」ともいいます。

自閉症・アスペルガー症候群(その2)
就労関係 · 02日 11月 2022
自閉症は、3つの特徴(社会性の障害、コミュニケーションの障害、こだわりが強く、 興味や行動が極めて限られている障害)の組み合わせとして診断されます。 【コミニケーションの障害の例】 ◎言葉や表情・ジェスチャーなどの手段をうまく使えないことがある。 ◎他者にメッセージを伝え、あるいは他者からのメッセージを読みとることが苦手。 ◎上司や同僚に対する接し方がうまくできない(誰にどう接して良いのかわからない)。 ◎指示がわからないときに、タイミング良く質問することが苦手。

自閉症・アスペルガー症候群(その1)
就労関係 · 01日 11月 2022
自閉症は、3つの特徴(社会性の障害、コミュニケーションの障害、こだわりが強く、 興味や行動が極めて限られている障害)の組み合わせとして診断されます。 【社会性の障害の例】 ◎人への反応や関心が乏しすぎたり、逆に、大きすぎたりして、対人関係がうまく結べないことがある。 ◎指示されているルールは守れるが、職場の暗黙のルールに混乱する。 ◎注意されると、相手が自分を敵視しているように感じてしまう。